RAILROAD SIDE STUDIO
junichiro kobayashi
Blacksmith In Tokyo
last update 2020.2.15
鍛鉄フライパン、鉄皿の扱い方
火加減について
フライパン、鉄皿ともに通常のフライパンより厚めの鉄板で作っています。したがって余熱を長めに行うことをお勧めします。余熱後、中火ほどに調整して調理してください。
普段の手入れについて
使用後はササラ、或いは中性洗剤を含ませた柔らかいスポンジで洗浄してください。硬いブラシや研磨剤入りの洗剤は油焼き層を傷めるので使用を控えてください。水洗い後は軽く空焼きして水気を切ってから保管してください。
メンテナンス(シーズニング)について
フライパン内側(調理する面)は使用頻度により半年から一年に一度、シーズニングを施すことをお勧めします。焦げ付きにくさが強化され快適な使用感を維持できます。
シーズニング手順
1 食材、錆が付着している場合は洗い落とす。
2 フライパンを中火にかけ水分を蒸発させる。
3 フライパン内側にキッチンペーパーなどを使用して食用油を薄く塗布する。
4 油煙が出るまで中火で加熱を続ける。
5 油煙が出なくなったら火を止め、フライパンが自然に冷えるのを待つ。
6 冷えたフライパンを触ってみて油のベタつきがなければ完了。
7 ベタつきが残っている場合は再度火にかけ4〜6を繰り返す。
*シーズニング実施中は煙が出るので十分な換気を行なってください。また、フライパン全体が熱くなるので火傷に注意してください。
錆について
は飛膜力に優れており、基本的には錆の心配は無用です。使用するにしたがい部分的に鉄生地が露出してきた場合、露出部は錆が発生する可能性があります。しかしながら例えば使用後2時間から3時間ほど水を張ったまま放置する程度では錆が発生することはまずありません。調理で使用した油が鉄と水の間を遮断しているからです。
万が一、錆が発生した場合は紙やすりかスチールウールなどで錆を丁寧に落とし、シーズニングを施せば問題なく引き続きご使用いただけます。